メス・アイナク遺跡

共同通信ニュース用語解説 「メス・アイナク遺跡」の解説

メス・アイナク遺跡

アフガニスタン中部ロガール州の標高2千メートル超の丘陵地にある都市遺跡。1960年代にアフガン当局の調査で存在が確認され、本格的に発掘されないまま放置されていた。広さ45ヘクタールほどで、仏教寺院のほかゾロアスター教(拝火教)の神殿跡とみられる場所もある。ギリシャ文明影響も認められ、国際社会支援を受けて調査が進められている。色彩を確認できる壁画のほか、仏像など大量の出土品が見つかっている。(カブール共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android