最新 地学事典 「メゾウェア」の解説 メゾウェア mesowear(analysis)有蹄類の大臼歯における咬頭こうとうの摩耗度合いを示標化したもの。現生有蹄類は,食性類型(イネ科植物食・双子葉植物食・混合食)に対応して,頭骨や歯牙の形態に種間で違いが認められる。食性類型と歯の摩耗にも対応関係があり,イネ科植物食では大臼歯の咬頭が摩耗により鈍化するのに対し,双子葉植物食では咬頭が鋭く尖る。メゾウェアの調査(メゾウェア解析 mesowear analysis)は,顕微鏡を用いるマイクロウェア解析と異なり,肉眼で評価できるため,古生態・古環境復元を目的とした有蹄類化石の研究で用いられている。執筆者:久保 麦野参照項目:マイクロウェア 出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報 Sponserd by