メタ藍鉄鉱(読み)メタらんてっこう

最新 地学事典 「メタ藍鉄鉱」の解説

メタらんてっこう
メタ藍鉄鉱

metavivianite

化学組成Fe2+(Fe3+, Fe2+2(PO42OH2・6H2Oの鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.781nm, b0.908, c0.465, α94.77°, β97.15°, γ107.37°,単位格子中1分子含む。韮緑色,ガラス光沢扁平あるいはc軸方向にのびた短柱状の結晶をなす。硬度1.5~2,劈開{110}に完全,比重2.69。光学的二軸性正,2V85°,屈折率α1.579, β1.603, γ1.629。リン酸塩鉱物を産する花崗岩ペグマタイト中に産するトリフィル石が溶解された空隙中に,あるいは堆積岩中のらん鉄鉱に伴って産する。命名は最初らん鉄鉱脱水産物として考えられたため,脱水によって導かれたものを明記するためvivianiteに接頭語をつけ,今日に至っている。実験的に上の式が提唱される前までは両者は同質異像関係にあるとみなされていた。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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