めでたくなる(読み)メデタクナル

デジタル大辞泉 「めでたくなる」の意味・読み・例文・類語

めでたくな・る[成句]

「死ぬ」「倒れる」などを忌んでいう語。おめでたくなる。
「親かたも今に―・りやすから」〈滑・膝栗毛発端

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「めでたくなる」の意味・読み・例文・類語

めでたく なる

  1. 「死ぬ」「倒れる」などを忌んで、逆の意味のことばで表わしたもの。おめでたくなる。
    1. [初出の実例]「祝言の時〈略〉めでたき事をとささやけば、ついにめでたく成にけり」(出典:多聞院日記‐天文一〇年(1541)一一月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む