もつ焼き(読み)もつやき

精選版 日本国語大辞典 「もつ焼き」の意味・読み・例文・類語

もつ‐やき【もつ焼】

  1. 〘 名詞 〙 鳥獣臓物を串にさして、たれをつけて焼いた料理
    1. [初出の実例]「モツヤキ、ケイニク、雀、鶉、その外小鳥類なら何んでもある」(出典:彼女とゴミ箱(1931)〈一瀬直行〉焼鳥屋)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「もつ焼き」の解説

もつやき【もつ焼き】

牛・豚・鶏などの臓物を串に刺し、塩やたれをつけて焼いた料理。七味とうがらしを薬味にする。◇「もつ」は「臓物」の略。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のもつ焼きの言及

【焼鳥】より

…一般ではカモ,キジ,ヤマドリ,ウズラ,シギ,ツグミ,スズメなどが盛んに焼鳥にされていたが,現在では狩猟法によって捕獲を禁止されているものが多い。このため現在焼鳥というと,ふつうブタやウシの内臓を串焼きにしたもの,つまり〈もつ焼き〉をさすようになっており,本来のものは,せいぜい鶏肉を用いるくらいである。もつ焼きはきわめて栄養価が高いので〈ホルモン焼き〉の俗称があり,安価なこともあって愛好する人が多い。…

※「もつ焼き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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