共同通信ニュース用語解説 「もみ殻発電」の解説
もみ殻発電
農業廃棄物などを燃料とするバイオマス発電の一種で、コメの生産が盛んなタイ、ベトナム、インドなどで稼働している。精米で出るもみ殻をボイラーで燃焼させ蒸気でタービンを回したり、もみ殻ガス化炉で生じた可燃性ガスを利用したりして発電する仕組み。焼却灰は肥料や建材の原料として再利用できる。発電効率は低く、小規模施設への電力供給といった役割が多い。日本では、大量のもみ殻を安定的に確保するのが難しいなどの理由で普及していないが、産学で研究する動きが出始めている。
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