モリノー石(読み)モリノーせき

最新 地学事典 「モリノー石」の解説

モリノーせき
モリノー石

morinite

化学組成NaCa2 Al2(PO4)2(OH)F4・2H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/m, 格子定数a0.9454nm, b1.0692, c0.5444, β105.46°,単位格子中2分子含む。縦に条線のある柱状ないし板状結晶,あるいは繊維状結晶の放射状集合。無~淡ピンク色で,半透明,ガラス光沢。劈開{100}に完全,{001}に不完全。硬度4~4.5,比重2.911(計算),2.962(測定)。薄片では無色,屈折率α1.551, β1.563, γ1.565, 2V(-)43°,光分散v>r弱。主に,ペグマタイト中にモンテブラ石・りん灰石・りん礬土石などに伴う。名称は,フランスのモンテブラにあった錫鉱山主のE.A.Morineauにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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