モンゴロイド大人種(読み)モンゴロイドだいじんしゅ

百科事典マイペディア 「モンゴロイド大人種」の意味・わかりやすい解説

モンゴロイド大人種【モンゴロイドだいじんしゅ】

黄色人種群。コーカソイド(白色人種群),黒色人種群とともに世界の三大人種の一つとされ,蒙古人種とも呼ばれる。アジア,南北アメリカ等に分布皮膚は黄〜褐色,頭型は中〜短頭が基本とされる。毛髪は褐〜黒褐色で直状毛。体毛は少なく,頬(ほお)骨が突出し,まぶたの蒙古ひだ蒙古斑等が特徴。発祥地は中央アジア高原と推定される。地域的分類によれば,アジア圏には北モンゴロイド,中央モンゴロイド,エスキモー,南モンゴロイド,アメリカ大陸圏にはアメリカ・インディアン等がある。→人種
→関連項目日本人

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む