デジタル大辞泉 「モンスター銀河」の意味・読み・例文・類語 モンスター‐ぎんが【モンスター銀河】 爆発的な勢いで新しい恒星を生み出す銀河。太陽系がある天の川銀河では年に10個前後の恒星が誕生するのに対し、数千~一万個ほどの恒星を生む。宇宙塵やガスなどが高密度で集積して形成される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「モンスター銀河」の解説 モンスター銀河 通常の銀河に比べて星の生成が活発なスターバースト銀河の一種。特に初期の宇宙で作られた、天の川銀河の1000倍もの頻度で星を生成する銀河を指す。2018年8月、国立天文台や東京大学、米マサチューセッツ大学などの国際研究グループが、南米チリにあるアルマ望遠鏡を使って初めて詳細な観測に成功したと英科学誌「ネイチャー」に発表した。これにより、銀河全体で活発な星形成を起こしやすい状態にあるというモンスター銀河の性質が明らかになり、銀河形成の仕組みの解明につながる成果として注目されている。 (2018-9-4) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報