モーライト

最新 地学事典 「モーライト」の解説

モーライト

mohrite

化学組成(NH4)2Fe2+(SO4)2・6H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.6237nm, b1.2613, c0.9292, β106°53′,単位格子中2分子含む。淡緑色,ガラス光沢。劈開{102}に完全。比重1.81。光学的二軸性正,2V~75,屈折率α1.480,γ1.486。イタリアTuscany地方Travaleにおいて,ホウ酸を含む噴気を放出する噴気孔から岩石上の皮膜として発見された。命名はこの化合物を合成し,その化学的性質(空気中でも酸化されにくい含Fe2+化合物としてMohrʼs saltと呼ばれている)を研究したドイツの化学者K.F.Mohrにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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