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噴気孔 ふんきこうfumarole

翻訳|fumarole

デジタル大辞泉の解説

ふんき‐こう【噴気孔/噴気口】

火山で、ガスや水蒸気を噴出する穴。水蒸気孔・硫気孔など。
ロケットジェットのエンジンで、爆発させたガスを噴出する穴。

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百科事典マイペディアの解説

噴気孔【ふんきこう】

火山ガスを噴出する地中の穴や割れ目。ガスの成分により水蒸気孔,硫気孔,炭酸孔などと区別されることがある。ガスの温度も常温に近いものから数百℃のものがある。噴気孔のまわりにはふつう硫黄,セッコウ,塩化アンモニウムなど多くの鉱物が沈積付着している。

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岩石学辞典の解説

噴気孔

熔岩流の基底部と下にある堆積物との間にある不規則な壁をもった管状洞穴である.これらは湿った泥や樹液に富んだ植物が熔岩で埋まり放出されたガスによって形成されたものである[Fuller : 1931, Shrock : 1948].

噴気孔

一般に火山地域の高温のガスを地中から絶えず噴出している場所で,水蒸気と塩酸弗酸などの混合したガスが特徴である.ペレによれば,主な火山の中心から直接供給される初生噴気孔と,火山の中心から離れた熔岩流で出てくる二次噴気孔とに分けることができる[Perret : 1924].ラテン語fumusは煙の意味.火山噴気孔という場合もあるが同じである.

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

噴気孔
ふんきこう

火山の火口内や山腹・山麓(さんろく)で火山ガスを噴き出している穴。マグマに直接関係する一次的噴気孔と、新しい溶岩流や火山砕屑物(さいせつぶつ)層の表面にあって、それらが高温の間だけ存在する二次的噴気孔とがある。噴気(火山ガス)は、温度の高いものでは900℃以上に達することがある。その成分はほとんどの場合、体積で90%以上が水蒸気で、その他に二酸化炭素、亜硫酸ガス、水素、一酸化炭素、硫化水素、塩化水素、フッ化水素酸などが含まれる。その組成は各火山、各火口、各噴気孔ごとに特徴がある。硫化水素や亜硫酸ガスに富むものを硫気孔、炭酸ガスに富むものを炭酸孔とよぶ。同じ噴気孔でも、火山ガスの温度、量、組成はときにより変化するので、噴火予知の手掛りとなりうる。一般に、噴気孔に近づくのは危険で、過去に草津白根山(しらねさん)、秋田焼山(やけやま)などの噴気孔で中毒死者を出した。[諏訪 彰・中田節也]

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