ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モーラム・ルオン」の意味・わかりやすい解説 モーラム・ルオンMohlam Luong ラオスの歌劇。 20世紀初め,タイの民衆劇団がメコン川をこえて伝えた歌劇が,従来のモーラムの形式にのっとって発展,全土に広まった。今日では「モーラム・ム」 (モーラム一座) ,「ラム・ム」 (歌一座) ,「ラム・ルオン」 (歌劇) などとも呼ばれ,商業芸能として定着。 15~20人で構成される専門劇団が約 40あるといわれる。上演はモーラムの音楽を用い,歴史や伝説の物語を中心に,主として歌によって進行される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by