モーリエンヌ(その他表記)Maurienne

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モーリエンヌ」の意味・わかりやすい解説

モーリエンヌ
Maurienne

フランス南東部,イゼール川支流のアルク川流域を中心とするアルプスの谷。全長約 130km。結晶片岩質の峡谷にはいくつかの盆地が形成されている。電源開発が盛んで,20をこえる発電所があり,アルミニウム製錬などの電気化学工業発達。流域では農業のほか牧畜も行われ,チーズなどが産出される。アルプス越えの街道鉄道が通る。中心都市はモダーヌ,サンジャンドモーリエンヌなど。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む