モーリエンヌ(その他表記)Maurienne

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モーリエンヌ」の意味・わかりやすい解説

モーリエンヌ
Maurienne

フランス南東部,イゼール川支流のアルク川流域を中心とするアルプスの谷。全長約 130km。結晶片岩質の峡谷にはいくつかの盆地が形成されている。電源開発が盛んで,20をこえる発電所があり,アルミニウム製錬などの電気化学工業発達。流域では農業のほか牧畜も行われ,チーズなどが産出される。アルプス越えの街道鉄道が通る。中心都市はモダーヌ,サンジャンドモーリエンヌなど。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android