20世紀西洋人名事典 「モーリスエルゾーグ」の解説
モーリス エルゾーグ
Maurice Herzog
1919.1.15 -
フランスの政治家,登山家。
元・フランス・スポーツ大臣,元・シャモニ市長。
リヨン生まれ。
16才から登山を始め、1944年プトレイのブレンバ側を登攀、’45年グラン・シャルモ北西稜登攀、’50年にはヒマラヤのアンナプルナ遠征隊長として人類初の8000m峰登頂に成功。帰途手足の指を凍傷で失うが「処女峰アンナプルナ」(’52年)はこの時の記録を書いた名著である。その後国立登山スキー学校校長、ドゴール政権下で初代スポーツ大臣、シャモニ市長を務める。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報