ヤクシュ=ハイエム貧血(読み)ヤクシュ=ハイエムひんけつ(その他表記)Jaksch-Hayem's anemia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤクシュ=ハイエム貧血」の意味・わかりやすい解説

ヤクシュ=ハイエム貧血
ヤクシュ=ハイエムひんけつ
Jaksch-Hayem's anemia

幼児偽白血病性貧血チェコスロバキアに住んでいたオーストリア人医師 R.ヤクシュ (1855~1947) とフランス内科医 G.ハイエム (1841~1933) が 1889年に報告したもので,生後2~3年までの乳幼児にみられる症候群。高度の貧血,未熟赤血球の出現白血球増加症が認められ,肝臓や脾臓リンパ節が著しく肥大することが多いが,経過は一般に良好。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む