ヤク戦闘機(読み)ヤクせんとうき(その他表記)Yak

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤク戦闘機」の意味・わかりやすい解説

ヤク戦闘機
ヤクせんとうき
Yak

第2次世界大戦から朝鮮戦争にかけて使用されたソビエト連邦の戦闘機。機種名は,ヤコブレフ設計部門が担当したことからつけられた。原型機は 1938年のI-26で,2年後にヤク Yak-1として生産に入り,その後多くの改良型を生み出した。 1942年末のスターリングラード攻防戦で実戦配備についたヤク Yak-9が有名。航続距離が長いことが特徴で,大戦末期には,降伏後の南イタリアからユーゴスラビアのパルチザン援護に出撃したりした。ヤク Yak-9は単発で,乗員1,総重量 3200kg,最大速度時速 500km,航続距離約 1400km。武装は 37mm機関砲1,12.7mm機関銃1。ヤク Yak-11は,朝鮮戦争時の朝鮮民主主義人民共和国空軍の主力戦闘機,戦闘爆撃機として知られ,ヤク戦闘機のうちプロペラ機としての最後を飾った。その後,ヤク Yak-28,垂直離着陸機 VTOLのヤク Yak-36,ヤク Yak-38 などのジェット機が開発された。ヤク Yak-38は,乗員1,全長 15.5m,総重量 11.3t,最大速度マッハ 1.0,航続距離 680km。対空ミサイルを装備。 (→ヤコブレフ )

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