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垂直離着陸機 すいちょくりちゃくりくき vertical take off and landing aircraft; VTOL

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

垂直離着陸機
すいちょくりちゃくりくき
vertical take off and landing aircraft; VTOL

垂直離着陸の可能な航空機VTOL機ともいう。実用的な垂直離着陸機は,ほとんどがヘリコプタである。それ以外の垂直離着陸機が真剣に考えられるようになったのは 1950年代からで,その頃試作された実験機には,翼とプロペラと回転翼 (ロータ) をもつコンパウンド機,翼とプロペラが垂直から水平に変向するティルトウィング機,ジェットエンジンをロケットのように立てて垂直に離昇するテールシッターなどがある。

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デジタル大辞泉の解説

すいちょく‐りちゃくりくき【垂直離着陸機】

航空機で、離着陸の際に滑走することなく、ほぼ垂直に上昇または降下する能力をもつもの。ふつう、ヘリコプターを含めない。VTOLブイトール)。

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百科事典マイペディアの解説

垂直離着陸機【すいちょくりちゃくりくき】

VTOL(ブイトール)(vertical take-off and landingの略)とも。滑走を行わずほぼ垂直に離着陸できる航空機。ヘリコプターを除いた固定翼機についていうのが一般。
→関連項目V/STOL

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世界大百科事典 第2版の解説

すいちょくりちゃくりくき【垂直離着陸機】

滑走しないでほぼ垂直に離着陸できる航空機。vertical take‐off and landing aircraftを略してVTOL(ブイトール)とも呼ばれるヘリコプターも広い意味ではVTOLの一種であるが,一般にはこれを除外して,固定翼の飛行機に垂直離着陸能力をもたせたものをVTOLとすることが多い。空中ではふつうの飛行機と同じに高速で飛び,離着陸にはヘリコプターのように滑走路がいらないことがVTOLのねらいである。

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大辞林 第三版の解説

すいちょくりちゃくりくき【垂直離着陸機】

滑走しないで、垂直に離着陸できる飛行機。VTOL(ブイトール)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

垂直離着陸機
すいちょくりちゃくりくき

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世界大百科事典内の垂直離着陸機の言及

【軍用機】より

…米軍のUTTS(多用途戦術輸送機,utility tactical transport aircraft system)のシコルスキーUH60A,LAMPS(多用途軽ヘリコプター,light airborne multi‐purpose system)のシコルスキーSH60B,AAH(新型攻撃ヘリコプター,advanced attack helicopter)のヒューズAH64A等がこれであり,83‐84年に配備が開始された。垂直離着陸機については種々の形態のものの研究が熱心に続けられ,成果も挙がりつつあるが,実用となっているのはイギリスのハリアー型とソ連のヤコブレフYaK36MPのみで,その他の型は実用になるとしても今後かなりの時間が必要と見られている。 次世代の戦闘機等に適用が期待されている技術上の重要テーマで,特に注目されるのは,CCV,ステルス(隠密飛行機,stealth aircraft)およびスーパークルーザー(超音速侵航機,supercruiser)の思想であろう。…

【航空機】より

… ヘリコプターのこのような飛行特性と,飛行機の高速で遠距離を飛ぶことのできる特性とを合わせたハイブリッド航空機が考えられるのは当然で,低速飛行における浮揚のための回転翼を高速飛行では軸を水平に倒してプロペラとして使い,重量は高速飛行では翼の揚力に頼るという転換機も登場している。このほか,回転翼を利用しないで垂直離着陸特性を与えた垂直離着陸機には,離着陸時にジェットエンジンを立てた状態にして上向きの推力を作り出すもの,エンジンは水平のままであるが,排出ノズルの弁を作動して噴出ガスを下方に向けて同じ効果を出すものなどがある。またプロペラ後流やジェットエンジンの噴出ガスを主翼のフラップなどを利用して下方に曲げ,離着陸の際の滑走距離を短くした短距離離着陸機も実用化されている。…

【攻撃機】より

…この種の攻撃機は,この弱い上面に対し上空の有利な位置から強力な攻撃を加えることができるので,機甲部隊に対する最も有効な攻撃手段となっている。垂直離着陸機(VTOL)は艦上,陸上いずれの型の攻撃機にとっても有利な特性を数多く有している。航続力が小さいなどの欠点はしだいに改善されているので,将来VTOL攻撃機が盛んに使用される時代の来ることが予想される。…

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