やなぎすぶた

精選版 日本国語大辞典 「やなぎすぶた」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐すぶた

  1. 〘 名詞 〙 トチカガミ科の一年生水草。本州四国九州の溝、水田などの水中に生える。茎は伸長して長さ五~二〇センチメートル、やや分枝して密に葉をつける。葉は長さ約五センチメートルの狭披針形で縁に細鋸歯(きょし)がある。夏、水面にごく小さな白い三弁花をつける。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のやなぎすぶたの言及

【スブタ】より

… マルミスブタB.aubertii Rich.はスブタとよく似て種子に尾状突起がないことで異なる。ヤナギスブタB.japonica Maxim.は茎の節間が水中に伸び,葉は互生して長さ3~5cmである。種子に尾状突起はない。…

※「やなぎすぶた」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android