共同通信ニュース用語解説 「ヤルタ協定」の解説
ヤルタ協定
第2次世界大戦中の1945年2月、連合国側のルーズベルト米大統領、チャーチル英首相、スターリン・ソ連首相の3首脳が旧ソ連領クリミアのヤルタで結んだ秘密協定。ソ連は対日参戦の条件として南樺太の返還と千島列島の引き渡しを要求し、米英が応じた。ソ連軍は同年8~9月に北方領土を占拠。ロシアのプーチン大統領は2006年1月の記者会見で、日本が守るべき国際合意に同協定を挙げ、領土領有を正当化した。日本は「協定に参加しておらず、拘束されない」としている。
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