ヤルンズアンボ川(その他表記)Yarlung Zangbo

改訂新版 世界大百科事典 「ヤルンズアンボ川」の意味・わかりやすい解説

ヤルンズアンボ[川]
Yarlung Zangbo

中国,チベット自治区を流れる大河。雅魯蔵布江と漢字表記される。上流ヒマラヤ山脈北麓の氷河に発するダムチョクズァンボ(当却蔵布,馬泉河)で,ヒマラヤとカイラス(ガンディセ,岡底斯)山脈の間を東流,サガ(薩嘎)付近でヤルンズアンボとなり,ニャンチュ(年楚河)やラサ河などを集め,ヒマラヤ山脈東端部のナムチャバルワ峰付近で深さ5382mに達する世界最大級の峡谷をつくり,大転回して南下,インドに入りブラフマプトラ川となる。中国内での全長2057km。両岸にはラズエ(拉孜)やザナン(扎囊),メドッ(墨脱)などの河谷平野,集落があり,農業が発達している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 駒井

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む