ヤンピー(読み)やんぴー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヤンピー」の意味・わかりやすい解説

ヤンピー
やんぴー / 羊皮

中国語で、羊の皮やそのなめし革のこと。羊皮売買には、主として中国人が従事していたため、商取引上でヤンピーの語が使われるようになった。そのなめし革は毛穴が小さくて柔らかく手ざわりがよいが、弾力性に乏しく腰がないため、手袋衣服、手芸材料などに用いられる。現在、日本へはインド、パキスタン産のインドヤンピーもかなり輸入され、このうちインド南方産のヘアシープを原料としたものが優れている。

[田中俊子]

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