ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤーシルド」の意味・わかりやすい解説
ヤーシルド
Jersild, Per Christian
スウェーデンの作家。ストックホルムで医師として働きながら小説も手がけ,『土曜休診』 Ledig lördag (1963) ,『ブタ狩り』 Grisjakten (68) ,『屑人間』 Stumpen (73) などを発表。時事問題をテーマに鋭い風刺で話題を呼ぶ。『子供たちの島』 Barnensö (76) は好評を博し,映画化された。医師の目から脳死問題をとらえた科学小説『生ける魂』 En levande själ (80) でスウェーデン文学振興会小説大賞受賞。ほかに『洪水のあと』 Efter floden (82) など。
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