ヨウ・おくる・かれいい

普及版 字通 「ヨウ・おくる・かれいい」の読み・字形・画数・意味


19画

[字音] ヨウエフ
[字訓] おくる・かれいい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は盍(こう)。はその語頭子音を脱したものであろう。〔説文〕五下に「田に餉(しやう)するなり」とあり、耕作の人に食をはこぶことをいう。〔詩、風、七月〕「彼の南畝(なんぽ)に(かれいひ)す」の〔伝〕に「饋(おく)るなり」とみえる。

[訓義]
1. おくる、食をおくる、田の人に食をおくる。
2. かれいい。

[古辞書の訓]
名義抄 カレイヒオクル 〔字鏡集〕 オクル・カレイヒオクル

[声系]
は盍声。盍は器を蓋(ふた)を以て覆う形。(こう)は酒器もその器と同じく、器蓋によって名をえたものであろう。

[熟語]

[下接語]
・春・晨・農

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む