よそよそ(読み)ヨソヨソ

デジタル大辞泉 「よそよそ」の意味・読み・例文・類語

よそ‐よそ

[形動ナリ]
堂々として威厳のあるさま。
行者知恵のけしき―にして」〈栄花・玉の台〉
山が高く大きいさま。〈新撰字鏡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「よそよそ」の意味・読み・例文・類語

よそ‐よそ

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「よそい(装)」の「よそ」を重ねた語か )
  2. 動作態度が落ち着いていて、おごそかなさま。堂々としているさま。悠々。
    1. [初出の実例]「威儀庠序とよそよそなり」(出典:聖語蔵仏説羅摩伽経平安初期点(800頃))
    2. 「行者の智恵のけしきよそよそにして」(出典:栄花物語(1028‐92頃)玉のうてな)
  3. 山が高くそびえているさま。巍々(ぎぎ)。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android