普及版 字通 「ライ・つぼみ」の読み・字形・画数・意味
17画
[字訓] つぼみ
[字形] 形声
声符は雷(らい)。〔唐韻〕にはじめてみえる字で、古い用例はない。王安石の〔春日即事に次韻す〕の詩に「丹白自(おのづか)られ、齊(ひと)しく(つぼみ)を破る」の句がある。〔中華大字典〕に「(はいらい)、始めて(はな)さくなり。廣を按ずるに、はの綻びざる皃なりと。略(ほぼ)同じ」とみえる。わが国では〔新字鏡〕にその字あるも「つぼみ」の訓なく、〔名義抄〕には「含 ツボム」と含の字をあてている。
[訓義]
1. つぼみ。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 の皃なり。、樹の幹なり。枝あらざるなり
[下接語]
艶・花・玉・金・珠・小・・破・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報