デジタル大辞泉 「唐韻」の意味・読み・例文・類語 とういん〔タウヰン〕【唐韻】 中国の韻書。唐の孫愐そんめんの撰。751年成立。隋代の陸法言らの「切韻」を増訂したもの。一部分が現存する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唐韻」の意味・わかりやすい解説 唐韻とういんTang-yun 中国の韻書。唐の孫めん (そんめん) の著。5巻。中国語を韻によって配列し,反切 (はんせつ) によってその発音を示したもので,隋の陸法言の『切韻』を増訂した書の一つ。のち北宋の徐鉉によって,『説文解字』大徐本の反切に用いられたが,現在では完本は残っていない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の唐韻の言及 【韻書】より …完全本である王仁煦《刊謬補欠切韻》(706)は5巻,195韻。孫愐《唐韻》(751)は5巻,206韻で,義注がふえ,字書的性格が強まってくる。残欠本が存する。… ※「唐韻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by