現代外国人名録2016 「ライナーキュッヒル」の解説
ライナー キュッヒル
Rainer Küchl
- 職業・肩書
- バイオリニスト ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(VPO)第1コンサートマスター
- 国籍
- オーストリア
- 生年月日
- 1950年8月25日
- 出生地
- ウィーン近郊ヴァイトホーヘン
- 学歴
- ウィーン音楽アカデミー
- 勲章褒章
- オーストリア名誉十字勲章〔1988年〕, オーストリア共和国大名誉勲章〔1994年〕, 旭日中綬章(日本)〔2010年〕
- 経歴
- 10歳を過ぎてからバイオリンを習い始め、1964年からウィーン音楽アカデミーでザモヒルに学んだ。’67年ソリストとしてデビュー。’71年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(VPO)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。’92年VPO第1コンサートマスターとなり、以後VPOを牽引する存在となる。一方、’73年キュッヒル四重奏団(ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団)を設立、室内楽の分野でも精力的な演奏活動を続ける。同年モーツァルトの作品の演奏に対して賞を受賞。’82年よりウィーン国立音楽演劇大学正教授。’85年ウィーン・リングアンサンブルを結成。オーストリア政府からの名誉十字勲章他、叙勲多数。2001年にはVPO発足以来、現役のコンサートマスターとしては初めてウィーン国立歌劇場の名誉会員に選出される。妻は日本人。1975年VPOを率いて初来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報