ラウエンタール石(読み)ラウエンタールせき

最新 地学事典 「ラウエンタール石」の解説

ラウエンタールせき
ラウエンタール石

rauenthalite

化学組成Ca3(AsO4)2・10H2Oの鉱物。三斜晶系, 空間群, 格子定数a1.2564nm, b1.2169, c0.6195, α89.09°, β79.69°, γ118.58°, 単位格子中2分子含む。無~白色,微細結晶あるいはその集合体をなす。ガラス光沢。低硬度,比重2.36。光学的二軸性正,2V85°,屈折率α1.540, β1.552, γ1.570。フランス,Alsace地方Rauenthal鉱脈群に属するGabe Gottes鉱脈から産出。この種の含水アルカリ土類正砒酸塩は弱酸でも分解するので,砒素を含む鉱物としては,三二酸化物なみに取扱い注意の種である。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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