最新 地学事典 「ラコスト重力計」の解説
ラコストじゅうりょくけい
ラコスト重力計
La Coste-Romberg gravimeter
金属スプリング式重力計の一種。スプリングのつり方はラコストづりというつり方で,もとは長周期地震計用として工夫されたもの。二重恒温槽になっているが消費電力も小さく,小型軽量。しかもリセットなしで単一レバーで全世界の重力差を測定しうる。目盛は0.01mGalまで。したがって目測で0.001mGalまでの読定が可能。ドリフトも小さく月0.5mGal程度。測地用重力計として近年しきりに用いられる。地球潮汐観測用のは出力が光電流として取り出され,連続記録がとれるようになっている。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

