ラシャ綿(読み)ラシャメン

デジタル大辞泉 「ラシャ綿」の意味・読み・例文・類語

ラシャ‐めん【ラシャ綿】

《「綿」は「綿羊」の略》
ヒツジ別名
西洋人めかけとなった日本女性を卑しめていった語。洋妾ようしょう外妾

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精選版 日本国語大辞典 「ラシャ綿」の意味・読み・例文・類語

ラシャ‐めん【羅紗綿・羅紗緬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「めん」は「綿羊」の略 )
  2. ひつじ(羊)」の異名
    1. [初出の実例]「いかに物いはぬ畜類じゃとて、毛を織て国家の益にもなる物を、らしゃめんなんどあてじまいな名をつけ」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)放屁論後編)
  3. 西洋人の妾(めかけ)となった日本の女。また、それをののしっていうことば。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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