外妾(読み)ガイショウ

デジタル大辞泉 「外妾」の意味・読み・例文・類語

がい‐しょう〔グワイセフ〕【外×妾】

自宅以外に住まわせているめかけ。
外国人のめかけ。ラシャめん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外妾」の意味・読み・例文・類語

がい‐しょうグヮイセフ【外妾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 本宅の外に囲っておくめかけ。かこいもの。
    1. [初出の実例]「新道の外妾、代地の隠居、伴頭か、手代か、男女雑居し」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    2. 「渋谷は小夜を外妾(グヮイセフ)にしたいとでも言ふんだらう?」(出典其面影(1906)〈二葉亭四迷〉二八)
  3. 外国人のめかけ。ラシャめん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android