ラセミ混合物(読み)ラセミコンゴウブツ

世界大百科事典(旧版)内のラセミ混合物の言及

【ラセミ体】より

…結晶相で,一方のエナンチオ異性体どうしがより強い親和性をもつ場合,(+)体,または(-)体だけの結晶が成長するので,巨視的には各エナンチオ異性体の結晶の混合物が得られる。これをラセミ混合物という。機械的分割はこの場合に限って適用できる。…

※「ラセミ混合物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む