現代外国人名録2016 「ラデュミヘイレアニュ」の解説
ラデュ ミヘイレアニュ
Radu Mihaileanu
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1958年
- 出生地
- ルーマニア・ブカレスト
- 学歴
- パリ高等映画学院
- 受賞
- モントリオール世界映画祭グランプリ「裏切り」,サンダンス映画祭観客賞「いのちの列車」,ベネチア国際映画祭国際映画批評家連盟賞「いのちの列車」
- 経歴
- ルーマニア生まれのユダヤ人で、1980年チャウシェスク政権から逃れてフランスに移住し、フランス国籍となる。パリ高等映画学院在学中からマルコ・フェレーリ監督などの助監督を務め、’93年「裏切り」で長編映画デビュー。’98年ユダヤ人を強制収容所に送り出す列車を偽装して村ごと逃げ出そうとするユダヤ人たちを描いた「いのちの列車」を発表。2007年、1980年代に飢餓に襲われたエチオピアからイスラエル政府が現地のユダヤ人8000人を飛行機で救出した“モーセ作戦”を題材に、ユダヤ教徒になりすましたキリスト教徒の少年の苦難と成長を描いた第3作「約束の旅路」を監督。寡作ながら気鋭の監督として知られ、国際的な受賞も多い。他の監督作品に「オーケストラ!」(2009年)、「THE SOURCE」(2011年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報