ラパキヴィ閃長岩(読み)ラパキヴィせんちょうがん(その他表記)rapakivi-syenite

岩石学辞典 「ラパキヴィ閃長岩」の解説

ラパキヴィ閃長岩

石英が乏しく14%程度含まれるラパキヴィ花崗岩で,オリゴクレースマントルのある結晶(ovoid)が含まれる[Carstens : 1925].有色鉱物は黒雲母,ウラル石化したオージャイトで,石榴(ざくろ)石,緑簾石を伴うことがある.ノルウェーのトロニェム(Trondhjem)地方に産出する.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android