岩石学辞典 「ラブドリス」の解説 ラブドリス 微小なとげのある石灰質の破片で,ココリス(coccolith)のように石灰藻によって形成されたもの.北大西洋のグロビゲリナ軟泥(Globgerina ooze)には円盤状のココリスが特に多く含まれる.暖かい熱帯地方の海洋や地中海に多量に産出する.ラブドリスとココリスは両方ともに英国のチョーク(chalk)の一般的な構成物である[Hatch, et al. : 1971].ギリシャ語のrhabdosは細長い棒などの意味. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報