ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムセス4世」の意味・わかりやすい解説 ラムセス4世ラムセスよんせいRamses IV; Ramesses IV 古代エジプト第 20王朝3代目の王 (在位前 1166~前 1160) 。ラメッセス4世とも呼ばれる。即位後ただちに王墓と神殿の建設に専念。その過度の信心が即位の不法性を暗示する。治世3年目に,大々的に石材採取を行ない,西部テーベにニつの大神殿を起工した。しかし官吏の汚職,高級神官の横暴に内政は乱れ,シナイ銅山以外のパレスチナを失った。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by