現代外国人名録2016 「ラム・バランヤダブ」の解説
ラム・バラン ヤダブ
Ram Baran Yadav
- 職業・肩書
- 政治家,医師 ネパール大統領(初代)
- 国籍
- ネパール
- 生年月日
- 1948年2月4日
- 出身地
- ダヌシャ郡
- 学歴
- カルカッタ医科大学
- 経歴
- インド国境に近い南部ダヌシャ郡の農家に生まれる。インドのカルカッタ医科大学などで学び、苦学の末に医師となる。1960年代から民主化活動にも参加。ギリジャ・プラサド・コイララ(現・首相)の兄ビシュエシュワル・プラサド・コイララ元首相の主治医を経て、1987年ネパール会議派に入党。’91年、’94年国会議員に当選。’91〜94年コイララ内閣で保健相を2度務め、中道のネパール会議派内で地位を築いた。’90年の民主化運動に関与して、3ケ月間収監され、2005年にはギャネンドラ元国王の圧制下、再び6ケ月を獄中で過ごすが、国王失脚後も王政廃止には慎重な態度を示す。2008年まで会議派書記長を務める。2008年7月君主制から共和制に移行したネパールの初代大統領に就任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報