デジタル大辞泉 「苦学」の意味・読み・例文・類語 く‐がく【苦学】 [名](スル)1 苦労を重ねて学問をすること。「何の為めに―するかと云えば」〈福沢・福翁自伝〉2 働いて学資や生活費を作りながら勉強すること。「苦学して大学を卒業する」「苦学生」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「苦学」の意味・読み・例文・類語 く‐がく【苦学】 〘 名詞 〙① 苦労を重ね、苦心して学問をすること。[初出の実例]「苦学寧如二奢不一レ学。冬冰莫レ使二夏虫聞一」(出典:扶桑集(995‐999頃)七・重賦文字〈源英明〉)[その他の文献]〔宋史‐鄭侠伝〕② 学生が、働いて学資をかせぎながら勉強すること。[初出の実例]「君は慥か苦学して居る筈だったが」(出典:雲は天才である(1906)〈石川啄木〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「苦学」の読み・字形・画数・意味 【苦学】くがく 苦労して学問する。唐・李商隠〔詠懐、秘閣の旧僚に寄す、二十六韻〕詩 頭を懸(あ)げて曾(かつ)て學し 臂(ひぢ)を折りて反つてとる字通「苦」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報