ラヤ山(読み)ラヤサン(その他表記)Bukit Raja

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラヤ山」の意味・わかりやすい解説

ラヤ山
らやさん
Bukit Raja

インドネシア領ボルネオ(カリマンタン)島の最高峰。同島南西部のシュワネル山脈北東端に位置する。標高2278メートル。北麓(ほくろく)からカプアス川支流が発し、西流して南シナ海に注ぐ。山麓一帯は密林に覆われ、未開地が大部分である。西約100キロメートル、カプアス川支流沿いにナンガピノの町があり、ここまで主要幹線道路が通じている。なお、シュワネル山脈の最南端にも同名の山(1200メートル)がある。

[上野福男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む