ラリーエリソン(英語表記)Larry Ellison

現代外国人名録2016 「ラリーエリソン」の解説

ラリー エリソン
Larry Ellison

職業・肩書
実業家 オラクル会長・CTO・創業者

国籍
米国

生年月日
1944年8月

出生地
ニューヨーク市ブロンクス

本名
エリソン,ローレンス・ジョセフ〈Ellison,Lawrence J.〉

学歴
イリノイ大学〔1966年〕卒,シカゴ大学(理論物理学)

受賞
ハーバード大学ビジネススクール年間最優秀企業家賞〔1990年〕

経歴
ロシア移民の息子でシカゴの下町に育つ。1967〜71年アムダール社に勤務、IBM互換機のメインフレーム開発に参加。’72年オーメックスに移り、’77年他の二人のソフトウエア技術者とオラクルを創業、CEO(最高経営責任者)に就任。’78〜96年社長兼任。’90〜92年、’95年〜2004年会長兼任。1979年に低コストのデータベース管理ソフトを開発し、急成長の基礎を築く。その後、いわゆる“ウインテル陣営”に対抗して低価格のネットワーク・コンピュータ(NC)事業を展開、世界第2位のコンピュータ・ソフトウエア会社に育て上げる。’97年8月アップルコンピュータ取締役を兼任。4年間に40社を超える企業を買収。2009年米経済誌「フォーブス」の世界の億万長者第4位にランクされる。シリコンバレーにおいて37年にわたってトップを務めてきたが、2014年9月CEOを退き、会長兼CTO(最高技術責任者)となる。親日家。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ラリーエリソン」の解説

ラリー・エリソン

Oracle社共同設立者の1人。会長兼最高経営責任者を務めている。1962年米イリノイ大学に入学、1964年に中退。その後、米シカゴ大学に入学して米IBM社のコンピューターに出会い、プログラムを学んだ。職を転々とした後、1977年、かつての同僚と米SDL(Software Development Laboratories)社を設立した。RSI(Relational Software, Inc.)に社名を変更した後、米IBM社の研究者が開発していたリレーショナルデータベース概念を実現したデータベースソフト「Oracle」をいち早く出荷することに成功し、結果、CIAと米国海軍からの受注を獲得した。その後、社名をOracleに変更し、現在も順調に成長を続けている。

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