最新 地学事典 「ランタン弘三石」の解説
ランタンこうぞうせき
ランタン弘三石
kozoite-(La)
化学組成La(CO3)(OH)の鉱物。直方晶系,空間群Pmcn,格子定数a0.4986nm, b0.8513, c0.7227,単位格子中4分子含む。Ndを主体とする弘三石とともに同心球累帯組織をもって球状の集合を成す。ガラスから鈍光沢(粉末様)。劈開,硬度,不詳。比重4.16。白~淡紅紫色,条痕白色。屈折率未決定。佐賀県唐津市肥前町のアルカリ玄武岩中に木村石,弘三石やネオジムランタン石を伴い産出。アンキル石族の一員で,カルシオアンキル石と固溶体を成す。弘三石のLa置換体。名称は希土類鉱物の命名規約により,長島弘三にちなむ根本名に最卓越希土類元素を付与。
執筆者:宮脇 律郎
参照項目:弘三石
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

