ランダウの反磁性(その他表記)Landau diamagnetism

法則の辞典 「ランダウの反磁性」の解説

ランダウの反磁性【Landau diamagnetism】

磁場内に位置する電子サイクロトロン運動に基づく反磁性をいう.温度が電子系のフェルミエネルギー*よりも十分に低い場合の磁化率

となる.ここで μB はボーア磁子,N(εF)は自由電子系での一方向スピンフェルミ準位での状態密度,μ0真空透磁率である.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android