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状態密度 じょうたいみつどstate density

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

状態密度
じょうたいみつど
state density

ある量子力学的な系のエネルギー状態にどの程度のエネルギー準位が分布するかを示す量。エネルギー EEdE の間に存在する量子状態の数を dN とするとき,状態密度 ρ(E) は dN/dE である。

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世界大百科事典 第2版の解説

じょうたいみつど【状態密度 state density】

量子力学的な物理系の諸性質はその系の固有状態によって規定され,固有状態は固有のエネルギーをもつ。状態密度とはエネルギーの単位の大きさ(例えば1eV)当りの固有状態の数である。自由度の大きい系では,固有状態の総数が非常に大きく,固有エネルギーはほぼ連続的に分布するので,状態密度もエネルギーの連続関数とみなすことができる。状態密度は巨視的な大きさをもつ系の物性を量子力学的に記述するのにきわめて重要な概念である。

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