リスト型攻撃(読み)リストガタコウゲキ

デジタル大辞泉 「リスト型攻撃」の意味・読み・例文・類語

リストがた‐こうげき【リスト型攻撃】

不正アクセス手口の一。他のサービスで入手したアカウントパスワードの組み合わせのリストクラッキングに用いること。リスト攻撃。アカウントリスト攻撃パスワードリスト攻撃リスト型アカウントハッキングクレデンシャルスタッフィング攻撃
[補説]複数のサービスに対し、アカウントとパスワードに同じ文字列の組み合わせを使い回す人が多いことを狙ったもの。パスワードの使い回しをしないことや、パスワードの有効期限を設定するといった対策がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「リスト型攻撃」の解説

リスト型攻撃

ウェブサービスに不正ログインを試みる手法ひとつ。主に他社のサービスから漏洩したIDやパスワードの情報を用いて、他のウェブサイトに正規ルートからアクセスすることを指す。考えられる文字記号の組み合わせをすべて試す「総当たり攻撃」よりも成功しやすく、複数のサービスで同じIDやパスワードを使い回すユーザーが多いことを悪用した手法でもある。パスワードリスト攻撃またはアカウントリスト攻撃とも呼ばれる。

(2019-5-16)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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