現代外国人名録2016 「リチャードフラナガン」の解説
リチャード フラナガン
Richard Miller Flanagan
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- オーストラリア
- 生年月日
- 1961年7月
- 出生地
- タスマニア州ロングフォード
- 学歴
- タスマニア大学,オックスフォード大学大学院修士課程
- 受賞
- コモンウェルス作家賞〔2002年〕「グールド魚類画帖―十二の魚をめぐる小説」,ブッカー賞〔2014年〕「奥の細道」
- 経歴
- 16歳で大工を志して学校を退学し、奥地で測量技師として働く。やがて学業に戻り、タスマニア大学、オックスフォード大学修士課程で歴史学を修めた。帰国後はリバーガイド、建設現場の作業員などの職に就く。小説「Death of a River Guide」(1994年)でデビュー。続く小説「The Sound of One Hand Clapping」(’97年)は15万部を超えるベストセラーとなり、自身で脚本・監督を手がけて映画化、’98年ベルリン国際映画祭最優秀作品賞にノミネートされた。2002年「グールド魚類画帖―十二の魚をめぐる小説」(2001年)でコモンウェルス作家賞、2014年「奥の細道」(2013年)でブッカー賞を受賞するなど国際的にも高い評価を受ける。また、アボリジニ問題、森林保護についても積極的に発言、運動を続ける。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報