現代外国人名録2016 の解説
リチャード・D. ジェームズ
Richard D. James
- 職業・肩書
- ミュージシャン
- 国籍
- 英国
- 出身地
- コーンウォール州
- グループ名
- ソロユニット名=エイフェックス・ツイン〈Aphex Twin〉, AFX
- 受賞
- グラミー賞(最優秀エレクトロニック・ダンスアルバム賞,第57回)〔2015年〕「Syro」
- 経歴
- 幼少時からテープレコーダーやシンセサイザーに興味を持ち、12歳で作曲を始める。10代後半にはDJとして英国のテクノミュージック界で知られる存在となり、1991年エイフェックス・ツイン名義で「EP」を発表してデビュー。同年ベルギーのテクノ・レーベルR&Sと契約。’92年自身のレーベル、リフレックスを設立するとともに、英国のワープレコードからも作品を発表するなど精力的に活動。同年傑作といわれる「ディジェリドゥ」「セレクテッド・アンビエント・ワークス85-92」を立て続けに発表。また’91年からAFX名義で「アナログ・バブルバス」の連作を断続的にリリースし、一躍’90年代テクノ界の寵児となる。’96年アルバム「リチャード・D・ジェームス・アルバム」が各国でヒット。’97年フジ・ロック・フェスティバル出演のため来日。テクノ・アンビエントからドラムンベース、アシッド・ハウスまで多岐にわたるサウンド、エイフェックス・ツインほか、ユニバーサル・インディケイター、Gak、ポリゴン・ウインドウなど複数のプロジェクト名を使い分けるなど、旺盛な音楽活動を展開。またスクエアプッシャー、マイク・パラディナスら多くのテクノ・ミュージシャンとのコラボレーションも行う。2014年、13年ぶりにエイフェックス・ツイン名義のアルバム「Syro」をリリース、2015年同作でグラミー賞を受賞。他のアルバムに「Gak」「Classics」「Windowlicker」「Analord」シリーズ、「Chosen Lords」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報