化学辞典 第2版 「リポオキシゲナーゼ」の解説
リポオキシゲナーゼ
リポオキシゲナーゼ
lipoxygenase
EC 1.13.11.12.不飽和脂肪酸に O2 を付加し,ヒドロペルオキシ基(-OOH)を導入する酵素.
植物では古くから知られていたが,その後,動物にも存在することが明らかになった.動物のリポオキシゲナーゼは,アラキドン酸からロイコトリエンがつくられる際の最初の反応を触媒する.アラキドン酸からプロスタグランジンに至るシクロオキシゲナーゼ系と対比される.[CAS 63551-74-6]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報