ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リャザン州」の意味・わかりやすい解説 リャザン〔州〕リャザンRyazan' ロシア西部の州。州都リャザン。モスクワの南東方,東ヨーロッパ平原中部のオカ川中流域を占め,西部に中央ロシア高地の一部を含むほかは全体に低平で,オカ川をはさんで北部はメシチョラ低地,南部はオカ=ドン低地となっている。森林,森林ステップ地帯に入る。リャザン,スコピン,カシモフを中心に機械,製油,化学,食品,建設資材などの工業が立地しており,農業はコムギ,ライムギ,ジャガイモ,テンサイ,タイマ,タバコなどの栽培と畜産が中心。オカ川の水運,モスクワとサマーラを結ぶハイウェー,リャザンより分岐する鉄道が州内の主要交通路である。面積3万 9600km2。人口 134万 9400 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by