リューコスフェン石(読み)リューコスフェンせき

最新 地学事典 「リューコスフェン石」の解説

リューコスフェンせき
リューコスフェン石

leucosphenite

化学組成BaNa4Ti2B2Si10O30の鉱物。白榍(せつ)石とも。単斜晶系,空間群C2/m,格子定数a0.9781nm, b1.6854, c0.7208, β93.27°, 単位格子中2分子含む。板状・柱状結晶,しばしば楔形をなす。無~白~淡青色,透明~半透明,ガラス光沢。劈開{010}・{001}に明瞭。硬度6.5, 比重3.09。薄片では無色,屈折率α1.644~1.645, β1.659~1.661, γ1.687~1.688, 2V(-)75°~77°, 光分散r>v明瞭。米国ユタ州,ワイオミング州に分布する堆積岩(Green River層)中に広く産するほか,グリーンランド,ロシア,カナダなどのアルカリ深成岩およびそのペグマタイト中に産出。日本では新潟県糸魚川市青海町のペグマタイト中に少量発見。名称は「白色」と「楔形」を意味するギリシア語に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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