リューコフェニス石(読み)リューコフェニスせき

最新 地学事典 「リューコフェニス石」の解説

リューコフェニスせき
リューコフェニス石

leucophoenicite

化学組成鉱物単斜晶系,空間群P21/a,格子定数a1.0842nm, b0.4826, c1.1324, β103.93°, 単位格子中2分子含む。細柱状ないし薄板状結晶,普通は粒状の集合塊。{001}面での双晶が普通。淡ピンク~濃ピンク~紫紅~褐色,透明~半透明ガラス光沢劈開{001}に不完全。硬度5.5~6,比重3.85。薄片では無~淡ピンク,屈折率α1.751~1.760, β1.771~1.778, γ1.782~1.790,2V(-)~74°, 光分散rv弱。ヒューム石族で,テフロ石:パイロクロア石相当成分が3:1の積層になったもの。園石・アレガニー石とは肉眼的に識別不可で,しかもこれらと電子顕微鏡レベルで共生していることが普通。米国ニュージャージー州Franklinなどの変成マンガン鉱床に産する。名称は色からギリシア語の「淡い紫紅色」という意味に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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